横浜市は6日、国民健康保険に関する事務手続きなど19件を未処理のまま放置したとして、同市泉区福祉保健センター保険年金課の男性職員(38)を同日付で停職3カ月の懲戒処分にした、と発表した。
市によると、職員は2016年5月から17年3月までの間、交通事故などでけがを負った被害者の治療費を市が立て替え、後で加害者側に請求する「第三者行為求償」に関する事務などの処理を怠り、関連書類を所定ではない場所に放置した。未処理額は計約682万円。
市は同日、当時の上司ら4人を市長による文書訓戒か口頭厳重注意とした。