市民の立場から情報公開制度を使って自治体を監視する「オンブズマン活動」をテーマにした学習会が18日午後2時から、川崎市麻生区の麻生市民館第1会議室で開かれる。
今年で設立20周年を迎えた市民団体「かわさき市民オンブズマン」が企画。自治体が設置したオンブズマン機関ではなく、市民自らが監視活動を展開する「市民オンブズマン」の意義を改めて訴える。
同じく設立20年の「かながわ市民オンブズマン」で代表幹事を務める大川隆司弁護士を講師に招く。情報公開や住民監査請求などを駆使してきた行政の監視活動を解説、公共工事の談合を巡る住民訴訟など公金の無駄遣いチェックの実績なども振り返る。
かわさき市民オンブズマン事務局は「オンブズマン活動に興味を持ってもらい、さらに自分自身の問題として活動にも参加してもらえれば」と期待している。参加無料。事前申し込み不要。問い合わせは、同事務局(川崎合同法律事務所内)電話044(211)0121。