大規模災害時のがれきや避難所のし尿収集について、中井町は県西部などでごみの収集・運搬などを手掛けている広域一般廃棄物事業協同組合と協力協定を結んだ。大規模災害があった場合、町の要請に基づき、同組合が家屋のがれきや仮設トイレのし尿などの一般廃棄物の収集業務に当たるという。
8日に町役場で行われた締結式で、同組合の鈴木茂理事長は「避難所のトイレが清潔でないと避難住民が使わず、病気を併発する。いざというとき、避難所で健康に生活できるよう努力したい」と語った。杉山祐一町長は「連携体制を構築し、災害に強い町づくりを進めたい」と述べた。