大和市は6月28日、災害時の適切な避難行動に役立ててもらおうとウェブサイト「市防災気象情報」の運用を始めた。
市によると、住民が身近な地域の気象や災害などの情報を一括して入手できるように、同サイトでは「防災マップ」「防災情報」「一般気象情報」の三つのカテゴリーに分けて表示している。
防災マップの項目では、局地的な大雨が近年、各地で多発していることから雨に関する市内情報を中心に掲載。雨量や雨雲の様子を分かりやすく色別に段階的に示しているほか、市内を流れる境川と引地川で、計3カ所で計測している水位変化の折れ線グラフも載せている。
防災情報の項目では気象に関する警報や注意報、地震時の震度分布を表示。一般気象情報では市内3カ所の天気や1時間ごとの予報を知ることもできる。
掲載する防災気象情報は気象情報会社「ウェザーニューズ」が提供するものを使用している。
同サイトは、詳細な情報を閲覧できるパソコン向けと、天気予報のみを掲載したスマートフォン向けの2種類。いずれも市のホームページからアクセスできるという。