民主党時代に県連代表を務め、現在は無所属で活動する笠浩史氏(衆院9区)の今後の政治行動に、県政界が注目している。国対経験が長く幅広い人脈を持つことから、与野党双方から連携を期待する声が上がるが、果たして-。
27日夜、国会近くのホテルで開かれた笠氏の新著「令和の日本をつくる」(勉誠出版刊)の出版記念パーティーには、与野党の国会議員が集まった。自民党の遠藤利明元五輪相は「これからも仲間として活躍してもらいたい」と秋波を送り、自民入りへの期待もにじませた。
自民からは加藤勝信総務会長も開会前に駆けつけたほか、県内議員では国民民主党の後藤祐一氏(衆院比例南関東)、日本維新の会の松沢成文氏(参院神奈川選挙区)の姿があった。