厚木市は、暮らしと遊びをテーマに、市の魅力や特徴をまとめた市勢ガイド「あつぎのきほん」を作製し、市内公共施設などで配布している。市担当者は「市民や市を訪れた人に、それぞれお薦めしたい情報を一冊に集約した」という。市の四季を彩るイベント情報なども掲載している。
ガイドはオールカラーのA4判。広げるとA1判となる。2万5千部を作製したほか、2019年度からの試みとして訪日外国人客ら向けに英語版3千部も用意した。
ガイドの表面では、市の子育て支援制度や、将来に向けて進むまちづくり、防災など安全安心の取り組みなどを紹介。裏面では市域の地図とともに市内温泉やハイキングコース、幅広い年代で楽しめる公園施設が案内されている。
「データで知るあつぎ」と題したコーナーでは、財政力指数、昼夜間人口比率が県内市で1位になっていることなどを数字と図で分かりやすく伝えている。
市は「ガイドを通じ、厚木がどんな街なのかイメージを膨らませてもらい、足を運んでもらうきっかけになれば」と話している。市役所や公民館など市内公共施設で配っているほか、イベント開催時などでも配布する。