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花火大会補助金を否決、逗子市議会常任委 31日に決定

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2019年5月31日(金) 05:00

約7千発の花火が夜空を彩った花火大会=逗子海岸(昨年の様子)
約7千発の花火が夜空を彩った花火大会=逗子海岸(昨年の様子)

 逗子海岸花火大会開催を目的に、逗子市が市観光協会に支出する補助金1300万円を計上した2019年度一般会計補正予算案が、30日に開かれた市議会臨時会の総務常任委員会で否決された。ただ市議会の中で賛否が拮抗(きっこう)しており、31日の本会議でも否決されるかは不透明な情勢だ。

 市は30日、補正予算案を提出。補助金は18年度の繰越金とふるさと基金を財源にしたという。

 常任委で、市側は警備費が高騰していることに加え、市民有志が多額の資金を集めて開催した昨年のような形式を継続するのは難しいとの見解を示した上で「補助金なしでの開催は難しいと判断した」と説明。午後に出席した桐ケ谷覚市長も「市民サービスがカットされる中、まちの元気やにぎわいを創出したい」と理解を求めた。

 これに対し、松本寛氏(真・無所属の会)は「財政推移は予断を許さない。市民サービスを削減している中、十分な余裕があるのか」と、財政対策を実施している中での補助金支出を疑問視。田中英一郎氏(公明)は一定の理解を示しつつ、「身の丈に合った大会の在り方を、市民も含めて検討する必要がある」と指摘した。採決の結果、7人の委員のうち、賛成3、反対4だった。

 
 

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