春の全国交通安全運動(11~20日)を前に、横浜市内の各所で10日、交通事故の防止を呼び掛ける啓発活動が行われた。
伊勢佐木署は双子のソプラノデュオ「山田姉妹」を1日警察署長に委嘱。中区交通安全対策協議会などと連携して、シートベルトの重要性や交通ルールの順守を呼び掛けながら伊勢佐木町商店街をパレードした。
緑署は、同市緑区のJR十日市場駅前で、歩行者らに反射材を配布。横浜を拠点に活動する創作和太鼓集団「打鼓音(だこおん)」の演奏も行われた。管内では今年4月の人身事故件数が35件で前年同月に比べ12件増となった。歩行者が横断歩道で事故に遭うケースが目立ち、「横断歩道であっても車の動きをよく見て行動を」などと駅利用者に注意喚起した。