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スイカなど特産品も販売、誘客へ
三浦PR“出走”10年 8月4日、川崎競馬で冠レース

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2017年7月31日(月) 10:22

レース後には優勝した騎手や馬主に吉田市長らから特産のスイカが贈られる=川崎競馬場(三浦市提供)
レース後には優勝した騎手や馬主に吉田市長らから特産のスイカが贈られる=川崎競馬場(三浦市提供)

 三浦市のシティーセールスの一環として川崎競馬場(川崎市川崎区)で年1回開催されている三浦にちなんだ冠レースが今年、10回の節目を迎える。8月4日夜に「三浦すいか特別」など3レースを実施。同競馬場で自治体が協賛したレースの“1着目”といい、市は「効果的なPRの一つなので継続していきたい」としている。

 他のレースは「三浦海岸海水浴場特別」「みうら夜市特別」。冠レースは三浦の地場産品や観光PR、同競馬場の集客力向上などを目的に2007年に始まった。県川崎競馬組合によると、地名が付くレースは以前にもあったが、自治体と連携しての開催は三浦市が初。同様のレースは広がりを見せ、昨年度は県も含め13自治体が“出走”した。

 市農協などでつくる市地場産品消費拡大協議会が場内にブースを設け、スイカなどを販売。例年約10万円の売り上げがあるという。40~50キログラムの巨大スイカを毎回展示し、来場者の目を引いている。


レースに先立ち、場内には三浦をPRするブースが設けられる
レースに先立ち、場内には三浦をPRするブースが設けられる


 レースの合間には大型ビジョンに「みうら夜市」(8月開催)や三浦海岸海水浴場を紹介する画像などを放映。レース後には吉田英男市長や市農協役員がプレゼンターとなり、優勝馬主や騎手に副賞として大玉スイカを提供している。

 市などは県外で開催されるマラソンなど年間10カ所でイベントに参加し、物産や観光をアピール。競馬場での冠レースや出店について、担当の市営業開発課は「川崎という距離の近さや、他のイベントとは違った特殊性もあり、効果的なPRになっている」と説明する。

 4日は午後2時20分から7時ごろまで、スイカやカボチャなど特産品を販売するブースを設置。計11レースのうち、第9~11レースが「三浦すいか特別」をメインとする三浦にちなんだレースで、同7時40分から始まる予定。場内には近隣住民らが訪れる広場があり、同課は「夏休み中の開催なので、海水浴など家族連れの誘客にもつなげたい」としている。

 
 

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