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SDGs実現へ鎌倉市とソフトバンクが連携 ICT活用

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2019年3月6日(水) 11:00

包括連携協定を結んだ松尾市長(右)とソフトバンクの永田執行役員 =鎌倉市役所
包括連携協定を結んだ松尾市長(右)とソフトバンクの永田執行役員 =鎌倉市役所

 鎌倉市とソフトバンク(東京都港区)は連携し、国連の掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」を実現させるため、情報通信技術(ICT)を活用して交通や働き方などの課題解決に取り組む。市と同社が4日、包括協定を結んだ。

 2者はICTを生かし、▽自家用車以外の交通手段での移動をサービスとして提供する「MaaS(マース)」▽職場以外の自宅や出先で働く形態「テレワーク」▽教育振興-など5項目を推進する。

 具体的には、MaaSではデータを解析・収集し、交通の便が悪い地域などで最適なサービスの構築を目指す。テレワークでは、同社がシェアオフィス活用支援を検討。教育振興では、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を使い、小中学生向けのプログラミング教育を行うことを想定している。

 松尾崇市長とともに協定書に署名した同社の永田稔雄執行役員は「市の掲げる持続可能なまちづくりの支援ができれば」と話した。

 
 

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