
12日告示の清川村長選で無投票での初当選を果たした元教育長の岩澤吉美新村長(62)が18日、初登庁した。「亡き大矢村長のように村民に寄り添った村政を引き継いでいきたい。職員と共に汗を流していく」と力強く述べた。
岩澤村長は午前8時20分ごろ、職員らに拍手で出迎えられ、役場玄関前で花束を受け取った。登庁後にあった当選証書の付与式で、「夢や希望のある村の実現に職員と一丸で努める」とあいさつ。村選挙管理委員会の加藤昌廣委員長から「住んでよかったと皆が思える明るい元気な村づくりを」と激励を受けた。
式典後に取材に応じた岩澤村長は重点課題として、子育て支援・教育環境の充実、健康づくりの推進、庁内のマネジメント体制の再構築を挙げた。17日投開票の厚木市長選で小林常良市長が4選を果たしたことを踏まえ「近隣の厚木市、愛川町との連携をさらに図っていきたい」と語った。