立憲民主党の早稲田夕季氏(衆院4区)が14日の衆院予算委員会で、千葉県野田市や東京都目黒区の児童虐待事件を受け、児童相談所の対応力強化を求めた。
早稲田氏は、事件を巡り「多くの大人が関わりながら子どものSOSに対応できなかった。重く受け止めなければいけない」と指摘。児相の専門性を高めるため、虐待を受けている危険性がある子どもの安全確認や保護をする「介入」と、親子関係や家庭生活の再構築に当たる「支援」を行う担当部署を分けるほか、人員配置を手厚くするよう要請した。
根本匠厚生労働相は「質の向上にしっかりと取り組む」と述べた。