崩落の危険性から4年近く通行止めとなっているJR横須賀線北鎌倉駅(鎌倉市山ノ内)脇の素掘りトンネルについて、鎌倉市の松尾崇市長は13日、通行再開の時期について「早くて2020年度」との見通しを示した。
外部の点検調査で崩落の恐れがあるなどと指摘され、市は15年4月に通行を禁止に。市は先月末までに安全を確保するための工法を3案まとめ、19年度当初予算案に詳細設計費として1800万円を計上した。
市長は「3案のうち1案に絞り、早期に設計作業に入れるよう調整する。19年度中に何とか工事に入れるよう取り組む」とした。
同日の市議会2月定例会で、長嶋竜弘氏(無所属)の質問に答えた。