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大磯邸園、整備費119億円 30億を県と大磯町が負担か

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2019年1月28日(月) 17:00

かつて伊藤博文や旧朝鮮王家が暮らしていた「滄浪閣」=2018年10月、大磯町西小磯
かつて伊藤博文や旧朝鮮王家が暮らしていた「滄浪閣」=2018年10月、大磯町西小磯

 明治時代の元勲らが暮らし、国などが2020年からの一部公開を目指す「明治記念大磯邸園」(大磯町東小磯、西小磯)について、国が総事業費を119億円と試算、そのうち約30億円を県と大磯町が負担する方向で調整していることが28日、分かった。同日の町議会常任委員会で町側が示した。

 大磯邸園は初代総理大臣・伊藤博文の旧邸「滄浪閣(そうろうかく)」を中心に、大隈重信、西園寺公望、陸奥宗光の旧邸が集まる。長らく民間が所有し、一部は荒廃も進んでいたことから国などが土地を買い上げ、公園として一体的な整備を目指している。

 国は整備の概算事業費として用地補償費84億円、建物整備費27億円を含めた119億円と試算した。このうち国の負担額を89億円とし、用地補償費28億円を含む30億円が県と同町が負担する方向となった。

 計画区域6・2ヘクタールのうち滄浪閣の敷地全体と大隈、西園寺、陸奥らの旧邸と周辺の庭園部分計3・5ヘクタールを国が購入。滄浪閣の敷地を除く海側の緑地約2・7ヘクタールは町の管理となる。

 町側によると、土地購入の費用は国や県の財政支援によって大半を賄うという。一方で特別緑地保全地区にある民有地0・2ヘクタールについて「所有者が望む場合は土地を購入する」とし、試算では1億3千万円ほどを町が独自に負担する可能性があるという。

 有識者らによる国の検討委員会は本年度中に整備の基本計画を取りまとめる。滄浪閣の一部の建造物を解体、現在は駐車場となっている南側を松林として再生させる。西園寺邸南側の緑地を新たに交流広場として整備していく方針という。

 大磯邸園は昨年10月から12月にかけて大隈、陸奥の旧邸宅などが一般公開され、54日間で約2万人が訪れた。

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