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医療法人公募と知事答弁
七沢病院跡地 民間病院誘致へ

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2016年9月15日(木) 16:30

 県総合リハビリテーションセンター(厚木市)の再整備に伴い、来年3月末に廃止される七沢リハビリテーション病院脳血管センターの跡地利用について、黒岩祐治知事は14日、「新たに回復期の民間病院誘致が適当」との考えを示し、医療法人を公募する方針を明らかにした。民間病院の誘致に向け、現在公募条件を検討中で、できるだけ早期に移譲先を選定するとしている。

 同日の県議会第3回定例会本会議で自民党の長田進治氏(海老名市)の代表質問に答えた。

 県総合リハセンター再整備は、脳血管疾患の患者を専門とする七沢病院と、脊髄障害や高次脳機能障害を専門とする神奈川リハビリテーション病院の機能を統合する計画。200床の新病院棟を新築、既存病棟と合わせて計280床に増床する。来年12月のオープンに向け再整備が進んでいる。七沢病院は脳血管疾患を扱う民間病院が増えてきたことから、神奈川リハ病院へ移転・統合する40床以外は基本的に民間に委ね、来年3月末で廃止することが決まっていた。

 病院跡地の活用について知事は、「築年数は経過しているが、使用可能な状態。現在策定中の地域医療構想では、2025年には県央地域で回復期病床が不足する推計が出ており、回復期病床の確保が重要になっている。魅力ある民間病院を誘致し、県央地域の地域医療向上につなげる」と述べた。

 
 

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