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衆参同日選は「日本を危機に」 公明・山口代表が自民けん制

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2019年1月16日(水) 12:19

公明党の山口那津男代表
公明党の山口那津男代表

 公明党の山口那津男代表は16日、夏の参院選に合わせた衆院解散・総選挙に反対する姿勢を重ねて強調した。「よもや衆院と一緒にやったら、政権をリスクにさらし、日本を危機に陥れることすらないとは限らない」と述べ、自民党内でくすぶる同日選論をけん制。安定政権の維持には、自公の選挙協力が不可欠と訴えた。

 横浜市西区のホテルで開かれた公明党神奈川県本部の新春の集いで、登壇した山口氏は「2007年の選挙は思い出したくない」と切り出し、統一地方選と参院選が重なる12年に1度の「亥(い)年選挙」への警戒感を表明。「あのときは、あれよあれよという間に与党が支持を失った」とし、神奈川選挙区で公明現職が落選するなど与党が大敗した参院選が「政権交代に結びつき、国民の不利益につながってしまった。二度と起こしたくない」と振り返った。

 一方、自民では同日選の可能性を示唆する発言が後を絶たない。甘利明選対委員長(衆院神奈川13区)は15日夜のBS番組で「可能性はゼロではない」と言及、参院選が厳しい情勢になった場合の「突破する手だて」として同日選に含みを持たせた。

 
 

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