1月31日に就任から1年となる秦野市の高橋昌和市長は10日の年頭記者会見で、今年の漢字として「進」を挙げ「課題解決に向けて着実に進める1年にしたい」と語った。
2018年1月の選挙戦で、高橋市長は(1)地域医療の充実・強化(2)中学校給食の完全実施(3)教育水準の改善・向上(4)小田急4駅周辺のにぎわい創造(5)新東名高速道路・国道246号バイパスの最大活用-を公約に掲げていたが、「次のステップの足固めができたかと思う。『五つの誓い』を着実に前進させることができた1年だった」とも振り返った。
2018年度中に取り組むこととして、開始予定時期が21年12月に決まった中学校での完全給食の基本計画を策定することに言及。また整備が進んでいる新東名と246号バイパスの活用に向けて、19年度は表丹沢一帯での産業と観光振興に意欲を示した。
一方、8日死去した清川村の大矢明夫村長が県立厚木高校の先輩に当たることに触れて「かねがね尊敬していた方だった。体調を崩されていると聞き、非常に心配していた。任期途中でお亡くなりになり、非常に無念だっただろうと推察する」としのんだ。