事業などで交流がある東海大が2、3日の第95回東京箱根間往復大学駅伝で初の総合優勝を果たしたことを受け、秦野市は6日、快挙を祝う横断幕を市役所と小田急線東海大学前駅(同市南矢名)構内に設置した。
市役所本庁舎に掲示した横断幕は長さ10メートル。同駅ペデストリアンデッキには同じ大きさのものを、改札口には長さ3メートルのものを掲げた。市が業者に急きょ依頼し作製した。
市の担当者は「選手が8区でペースを上げてトップを奪い、9区にたすきをつないだ展開が印象に残っている。東海大への感謝を込めて設置した横断幕を見て、感動を思い出してほしい」と話している。
市は1983年、同大と提携事業に関する協定を締結。同大教授の講演を開催したり、施設を相互利用したりするなど協力関係を築いている。