
5期20年にわたって大井町のかじ取り役を務めてきた間宮恒行町長が21日、任期満了を迎え、退任した。
退任式には、町立幼稚園や保育園も含め、窓口担当を除く職員100人超が出席。間宮町長はあいさつで笑いを誘いながらこれまでの町政を振り返り、「行政は答えなきところに答えを見つけ出すことが必要。そんな思いで仕事をしてほしい」と最後の訓示をした。
町役場正面玄関前には町民も多く詰め掛け、これまでの労をねぎらった。間宮町長は職員や支持者らと握手を交わし、拍手に見送られて庁舎を後にした。
間宮氏は2度目の挑戦となる1998年の町長選に初当選。以後、連続5期当選を果たした。
25日には小田真一新町長が初登庁する。