県は3日、県有施設などの命名権(ネーミングライツ)を販売するネーミングライツパートナー制度で、「芦ノ湖キャンプ村」など新たに4件で命名権者と愛称などが決まったと発表した。また、応募がなかった「県民ホール(本館)」など4施設で再募集を始めた。
新たに決まったのは、対象の施設なども含めて応募する「提案型」が2件、県が対象を決める「対象特定型」が2件で、期間は来年4月から5年、命名権料の総額は約1500万円。
提案型では、湘南国際村めぐりの森(タブノキの古木の保全)で三井不動産が400万円、芦ノ湖キャンプ村でFun Spaceが577・5万円で命名権者になった。
対象特定型では、三浦ふれあいの村で横浜YMCAが255万円、生命の星・地球博物館ミュージアムシアターで国際学園が262・5万円(いずれも5年の総額)で命名権を得た。
一方、特定型は11施設で募集していたが、9施設で応募がなかった。県は3日、このうちの4施設で再募集を始めた。
再募集の対象施設、命名権料の最低価格(年額)は、次の通り。
▽県民ホール(本館) 3500万円▽音楽堂 1500万円▽かながわアートホール 500万円▽藤野芸術の家 800万円
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