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議員定数2減を可決、人口減考慮し43から41に/横須賀市議会

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2010年11月29日(月) 21:12

横須賀市議会は29日の臨時会で、議員定数を現行の43から41に減らす市議会基本条例改正案を賛成多数で可決した。市の財政状況や人口減を考慮し、議員提案によって成立した。「2減」となる来年4月の市議選に向けては既に現状の定数を大きく上回る数の立候補者が見込まれており、激戦に拍車を掛けそうだ。

同市議会の議員定数は48をピークに、1995年から46、2003年から45、07年から43と減少している。地方自治法上では46が上限。当時議員だった吉田雄人市長が辞職した昨年6月以降は欠員1となっており、現状の議員数からは1減となる。

臨時会には、議員定数を2減とする議案と、6減とする議案が提出された。「2減」案の提案理由では、市の財政事情の考慮と多様な市民意見の反映の両立を強調。人口1万人につき議員1人を基準に41とすることが妥当な数字であると説明した。

これに対し、「6減」案の提案理由では、改選期ごとに減員するのではなく、有権者1万人につき議員1人を基準とすることが望ましいとした。採決の結果、「2減」案が議長を除く41人中32人の賛成で可決された。

臨時会では、議員の期末手当に関する2件の条例改正案が議員提案された。採決の結果、2010年度から期末手当の支給額を年間0・25カ月分減らすほか、ことし12月の支給額を0・25カ月分(3万7120円)減らす条例改正案が可決された。

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