韓国・坡州市代表団、友好5周年記念で市を訪問/秦野
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2010年11月2日(火) 20:00
秦野市と友好都市提携5周年を記念して韓国坡州(ぱじゅ)市の李麟載市長を団長とする代表団17人が2日、来日した。代表団は秦野市役所を表敬訪問するとともに、市観光協会と京畿北部観光協議会が友好提携の調印を行った。
古谷義幸市長が「交流のすそ野が着実に広がっており、さらなる相互理解と友情が深まるものと願っている」と歓迎のあいさつ。李市長が「幼なじみの家を訪れたように懐かしく感じる。温かい歓迎に感謝している。手を携えて友情を深めたい」と答え、記念品を交換した。
市観光協会の松下雅雄会長と京畿北部観光協議会会長が友好提携の調印を行い、観光振興の広範な交流の協力に努めることなどを内容とする文書に合意した。
両市は2005年に友好都市を提携、農業やスポーツ交流を展開している。今年からは「青少年相互交流事業」が新たにスタート。5月に中学生12人が坡州市を訪問、野外体験活動を行い、8月には京畿英語村坡州キャンプに18人の中学生が派遣された。
一方、坡州市の小学生サッカー選抜チームが8月に秦野市内で4試合を行い、9月のたばこ祭では青少年舞踊団が特別公演を行ったほか、10月には保育・幼稚園の交流を深めるための研修団も来日している。
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