相模原市の加山俊夫市長は30日会見し、市のキャッチフレーズ(シティーセールスコピー)「潤水(じゅんすい)都市 さがみはら」のロゴデザインを発表した。サレジオ工業高等専門学校4年の高野直輝さん(19)=東京都世田谷区=の作品に決まった。水と豊かな自然に恵まれ、市民の心が潤いに満ちた活気あふれる街として、相模原市が発展することを願ったデザインという。
261点の応募の中から最優秀賞に選ばれた高野さんの作品は、相模原のイニシャル「S」を右肩上がりの勢いのある緑色の葉に見立て、その隣に水色の丸い塊を配置。会見に同席した高野さんは「このロゴには『緑が水を守り、水が緑を守る』という意味を込めています」と述べた。加山市長は「多くの人が応募していただき、とてもうれしい」と笑顔を見せた。
市はロゴデザインを10月1日から市のホームページに掲載するほか、PRポスターやのぼり旗などを作り、広く周知に努めるという。
また、優秀賞には、東京造形大学3年の新井加菜子さん(21)=町田市相原町=、多摩美術大学2年の石川由香さん(21)=相模原市緑区橋本=の2人が選ばれた。
市は政令指定都市移行を記念し、決定したキャッチフレーズのロゴマークについて、今年5、6月に市内在住、在勤、在学の人らから作品を募集した。
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