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「開かれた議会」継承 松原・新議長の横顔

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2017年6月7日(水) 02:00

松原成文氏
松原成文氏

 川崎市議会の第41代議長に松原成文氏(64)=中原区、4期=が就いた。

 就任会見では「歴代議長が開かれた議会を目指し議会改革に取り組んだ。川崎市議会のこの良き伝統を継承していくことが大事だ」と重責をかみしめた。

 市議会をもっと市民に見てもらう必要性を感じている。「選挙権年齢が引き下げされ、主権者教育が重要になっている。小学生以上が政治を学べる議場見学のプログラムも検討してみたい」と意欲をみせる。

 大学卒業後、JAセレサ川崎に勤めた。国政選挙や地方選挙を手伝う中で政治を意識。北朝鮮による日本人拉致への問題意識が2003年の市議転身の動機となった。「横田めぐみさんのご両親も市内にいる。問題が風化しないよう市議になって大勢に知ってもらいたいと思った」と語る。

 1期目の最初の質問では被害者全員の救出を訴える「ブルーリボン」の着用を市幹部らに呼び掛けた。前年度1年間は自民党市議団長として最大会派をまとめた。次は150万市民の市議会のまとめ役としてもアイデアを膨らませている。

 「24年の市制100周年、その前に2020年の東京五輪もある。そうした大きな節目が市議会のステップとなるような取り組みも何か考えていきたい」

 
 

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