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低層階に保育施設、最上階は賓客接遇 横浜新市庁舎管理計画案

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2017年6月2日(金) 02:00

8月に着工される新市庁舎整備予定地=横浜市中区
8月に着工される新市庁舎整備予定地=横浜市中区

 横浜市は1日、新市庁舎の管理計画案を初めて策定した。低層階に地域住民向けの小規模保育施設などを配置。執務室フロアの最上階に国際儀礼にも対応できるレセプションルームを設置するなどし、横浜らしいにぎわいと魅力の創出を目指す。

 新市庁舎は8月に着工し、2020年6月に供用開始予定。市は昨年3月に管理運営に関する考え方や方向性を集約した基本方針をまとめ、昨年度に具体的な検討を行った上で管理計画案を策定した。

 計画案に新たに示されたものとしては、2階に0~2歳児を対象にした定員19人以下の小規模保育施設を設ける。31階には街を見渡せるレセプションルームを設置し、表彰式や国内外からの賓客のおもてなしに活用。また、執務室は組織間の壁を取り払ったオープンな空間とし、ミーティングスペースに無線LANを整備するなど、ペーパーレス化をはじめとした業務効率化を推進する。

 建物は高さ約155メートルで、地上32階(執務室フロアは31階まで)地下2階。市職員約6千人のほか、最繁忙期で1日4300人の来庁者を想定している。

 1~3階の低層部には屋根付き広場(アトリウム)や市民利用機能、商業施設や保育施設などを配置し、関内地区とみなとみらい21(MM21)地区の結節点として、にぎわいづくりを目指す。大岡川沿いの2階部分には津波発生時の緊急避難場所にもなるデッキを設ける。3階にグランドロビー、5~8階に議会棟、9~31階に市役所執務室を配置する。

 同計画案は6月中にも正式決定し、ホームページなどで公開予定。各設備の概要が決まり次第、随時更新する。

 
 

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