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川崎市バスで経路ミス3件、コンビニ駐車場で誘導員置かずに転回も/神奈川

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2010年7月12日(月) 22:34

川崎市交通局は12日、市バスで経路ミスが3件あった、と発表した。いずれも鷲ケ峰営業所(同市宮前区)の40代の男性運転手によるもので、経験年数が14~22年のベテランによるミス。ルートを修正するため、誘導員を置かずにバスを転回するなど道路運送法の規則に違反する行為もあった。経路ミスは6月5日以降、8件発生している。

同局によると、ミスは(1)6日午後0時半ごろ、同営業所前発溝口駅南口行き(2)10日午前6時25分ごろ、生田駅発同営業所前行き(3)同日午後6時ごろ、同営業所発向丘遊園駅東口行き―の3本で発生。(1)は、10分遅れで代車を運行したが、営業所から同局に報告を怠っていた。(2)では、誘導員を置かずにコンビニエンスストアの駐車場を利用して方向転換していた。

経路ミス防止に向け、同局は運行管理表の確認など基本動作の励行を促すほか、車内放送で細かな経路をアナウンスして運転手の注意を促す対策を講じる。

また、12日午後0時40分ごろ、同営業所の男性運転手(49)が、出発時刻を勘違いし、菅生車庫発溝口駅南口行きバスなどで最大1時間の遅れが出るミスがあった。

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