市公用車4台に有料広告を掲示、新たな財源確保目指す/秦野市
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2010年6月1日(火) 19:56
新たな財源確保を目指し、秦野市は1日から市公用車両4台に有料広告を掲示し始めた。広報やホームページなどに続くもので、広告全体で年間約700万円の収入を見込んでいる。
掲示は軽自動車の左右側面にビニール製シールを張る形式。ワンボックスタイプ(縦60センチ、横65センチ)乗用車タイプ(縦55センチ、横50センチ)の2種類で年間1台9120円。4月からの募集に対し1団体から4台分の申し込みがあり、同日から掲示された車が市内を走行している。
同市ではこれまで、収入努力の一環として広報やホームページ、市民税課の窓口で配布する封筒などに企業や団体、公益法人などからの広告を掲載している。2008年度の実績は、合わせて約716万円の収入があったという。
コミュニティーバス、ごみ回収車、公用車などの広告掲示は県内でも7市2町で実施されている。また、公用車と同時期に募集した市役所入り口の玄関マット4枚には応募がなかった。同市の公用車は132台あることから、同市は今後拡大させることも検討している。
【】