災害時のごみ処理などで厚木市は28日、厚木市廃棄物処理業協同組合(井上重壽理事長、8社)と協同組合厚木市資源再生センター(尾島忠理事長、21社)の2団体と災害協定を結んだ。
協定は、連携して市民の環境衛生を確保する狙いで、両団体は被災地域でのごみなどの収集・運搬や、市の施設が稼働できない際のごみの一時保管場所の運営管理、人員や機材の提供などで市を支援する。
協定締結式で、小林常良市長が両団体の協力に「ありがたく思う」と述べ、井上理事長らは「組合員は日ごろのごみ収集業務などで市内の地理や情報に詳しい。災害時以外でも危険な個所を発見したら報告したい」と話していた。
厚木市の民間団体や他自治体などと結んだ災害協定は、今回で68件目。
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