11月13日に任期満了を迎える中井町長選で、無所属新人で元JA全農かながわ職員の曽我功氏(57)が24日、小田原市役所で記者会見を行い、政策を説明した。「企業は撤退し、人口は減り気味。経済的に元気がない。何とかしないとえらいことになる」とあらためて訴えた。
曽我氏は(1)積極的な企業誘致と、町内企業が町外に流出しないように調整する専任チームの新設(2)税収減に対応する行財政改革の断行(3)子育て支援で学童保育の充実―などを行うと述べた。
現職で3選を目指す尾上信一町長(72)の町政については、「リーダーシップがなく、官僚の政治をそのままやっている」と批判した。
町長選には曽我氏と尾上町長のほか、前足柄消防組合長の小嶋吉治氏(61)も立候補を予定している。
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