11月13日の任期満了に伴う中井町長選で、現職の尾上信一町長(72)は10日、3選を目指し出馬する意思を表明した。町議会本会議で加藤義英議員の一般質問に答えた。
「(11年度から始まる)第5次町総合計画の後期基本計画を私の手で遂行できれば、と決意を新たにしている」と3選出馬へ向け、意欲を示した。
取材に対し尾上町長は、これまでの実績として道路整備や子育て支援策の充実を挙げ、「3期目を集大成とする」と述べた。
尾上町長は県立平塚農業高校卒業後に就農。1991年、町議に初当選した。副議長、議長を経て3期目途中で辞職。2002年の町長選で初当選し、現在2期目。同町井ノ口在住。
同町長選にはほかに、前足柄消防長の小嶋吉治氏(61)、元JA全農かながわ職員で農業の曽我功氏(57)も立候補の意思を表明している。
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