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「暮らし充実」林カラー強調、横浜市長就任4カ月/神奈川

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2010年1月10日(日) 23:05

前市長の突然の辞任を受け、初当選した横浜市の林文子市長が新年を迎え意気盛んだ。職員や市議への年始あいさつでは、特に「改革派首長」と一線を画し、派手なパフォーマンスではなく、「暮らしの充実」を最優先にした実直な“林カラー”を強調。「先生方(市議)は私よりもはるかに多くの経験と知恵がある」と、予算議会を前に議会にも十分な配慮を見せる。就任以来、4カ月余り、相次ぐ副市長の辞任など苦境が続いたが、自信の背景は-。

仕事始めの4日、本庁で開かれた年始局区長会。「希望を持って、前向きにやっていくので、皆さん、どうぞよろしく」。林市長は、一通り市政の課題を取り上げた後、笑顔で幹部職員に呼びかけた。

「職員一人一人が生き生きと輝くことが第一」「ワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の調和)の推進」…。新年の市長あいさつの随所に職員へのエールがちりばめられた。「経営者出身だけに、組織の活力の源泉は個々の“社員”だと知り尽くしているよう」(幹部職員)。スタッフからの求心力を重視する姿勢それ自体が、庁内では“林カラー”と映る。

市政史上初の女性市長という華々しいデビューとは裏腹に、昨年は林市長にとって苦境続きだった。市長選は短期決戦、前市長が起用した副市長は相次いで辞職と、政策や指導力の面でなかなか独自色を打ち出す余裕がなかった。プロパーの副市長2人も辞職願を提出。12月の市議会本会議では時折、憔悴(しょうすい)した表情を見せることも。

「言葉が過ぎるかもしれないが、改革という言葉がさまざまな対決を生むこともある」。年が変わった4日、議会との賀詞交換会。登壇した林市長は自らの基本姿勢について力強く語り、議会との協調を呼びかけた。「改革、改革と、大義名分のように言われており、それは当たり前にやっていくことだが、華々しく人と違うことをやると新聞の紙面を飾る」と、マスコミをにぎわす「改革派首長」をちくり。初の予算編成を前に新たな副市長が決まり、ようやく体制が整ったことに自信を示す場面でもあった。

主要会派のベテラン議員が「市長自身が、早く『脱・中田(前市長)』をしたい考えを表しているのではないか。選挙中から就任後も、前市長の後継というイメージを払拭(ふっしょく)したいのでなければ、ああいった発言にはならない」と指摘するように、議会側はこうした姿勢を好意的に受け止めているようだ。

年末年始、久しぶりに家族とゆっくり過ごしたという林市長。自動車に例えてこれまでをアイドリング(充電期間)と表現。年頭会見では、市内経済活性化へ成長戦略の策定を打ち出すなど攻めの姿勢に転じ、新体制の本格始動に意欲を見せている。

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