千葉景子法務相と輿石東民主党参院会長が20日、県立相模湖交流センター(相模原市相模湖町与瀬)の集会に出席し、千葉法相は「事件捜査での取り調べの可視化に取り組む」と述べた。
集会は支持者が主催する「千葉法相の就任を祝う会」で、約200人が参加。千葉法相はあいさつで、近年、事件の無罪を訴えて認められるケースがあることを挙げ、「取り調べの録音や録画ができれば、もし無罪を訴えるケースがあっても検証ができる」と可視化の必要性を強調した。
輿石参院会長は、子ども手当の所得制限や暫定税率の存続に触れ、「ことしの衆院選で民主党が掲げたマニフェスト(政権公約)違反だという批判があるが、麻生太郎前首相の孫にも支給するのかという議論もある」と指摘。その上で「国民の生活が第一(という視点)で苦悩の決断もしなければならない」と、政権交代後での政策の一部変更について理解を求めた。
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