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児童数増加で小学校の隣接地取得へ/川崎市

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2009年11月20日(金) 00:38

児童数の急激な増加に伴い、川崎市立小学校で教室が不足している問題で、同市が学校隣接地を取得し増改築などで対応することを検討していることが19日、分かった。適正規模化に向けて、転用する教室がなく、仮設校舎を設置するスペースもない学校が対象で、良好な教育環境を維持していくには「敷地の拡大」が不可欠と判断したとみられる。向こう6年間で、児童数が倍増する見込みの学校もあるという。

2009年度中に隣接地を取得する予定なのが、犬蔵小学校(宮前区)。近隣の土地区画整理事業による住宅開発で児童数が増加し、今後も増えると見込まれるため。児童数は、09年5月1日の674人(19学級)から15年度には約1150人(33学級)と予測している。

同様に久地小(高津区)では、大規模マンション建設などにより798人(24学級)から1200人前後(34学級)に。はるひ野小(麻生区)でも、土地区画整理事業による住宅開発の進展で593人(19学級)から1200人弱(34学級)まで増えると見込まれる。それぞれ約1・5倍、約2・0倍へと急増すると予測され、両校でも隣接地の取得を検討している。

はるひ野小は、08年4月に小中連携校として開校したばかり。同校の周囲では、市の推計を上回るスピードで児童数が増えており、開校から1年余で隣接地取得の検討に入った形だ。

同市の08年の人口増加率は県内自治体で唯一、1%を超える1・46%。ことし4月には人口140万人を突破し、ここ数年は年間約2万人ずつ増加している。中でも、20~40代の子育て世代が多く、保育園に入所できない待機児童の増加も問題になっている。こうした未就学児が就学する数年後も、児童数は増加傾向にあるとみられ、中長期的な対応が求められている。

市内では、タワーマンションが立ち並ぶ小杉地区(中原区)や、再開発が進む新川崎駅・鹿島田駅周辺地区(幸区)などに、若い世代の流入が続いている。小田栄地区(川崎区)などでは、工場跡地などに数百戸規模の大規模マンションの建設が行われ、児童数が急増している。

市は小中学校の普通学級数について、学校運営上、12~24学級を適正規模、30学級までを許容学級としており、敷地に余裕がある場合は仮校舎の増設などで対応している。

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