政策中心のマニフェスト型政治を実践している首長や地方議員らを表彰する「第4回マニフェスト大賞授賞式」が6日、東京都内で開かれ、マニフェスト大賞グランプリ(首長部門)に海老根靖典藤沢市長が選ばれた。ベストホームページ(HP)賞には藤野英明横須賀市議が輝いた。
地方議員らが中心の同実行委員会(実行委員長・黒川勝横浜市議)の主催。今年は全国から1003団体、計1539件の応募があった。
海老根藤沢市長はマニフェストの完成度の高さや迅速な実行、そのための推進体制の整備などが評価された。審査委員長の北川正恭前三重県知事は「徹底したマニフェスト型の行政運営を目指している。マニフェストの作成、実行、検証、評価、改革のサイクルが見事に回転している」と講評。海老根市長は「当たり前のことをしただけ。市政を取り巻く環境は変わる。それに合わせてマニフェストは進化すべきだ」と話した。
藤野氏のHPは「政治家の活動、生きざまがリアルに伝わる」と評価され、藤野氏は「政治に関心をもってもらえるように聖域なく情報を公開・発信し、市民と共有できることが大事だと思う」と述べた。
県内からはマニフェスト大賞グランプリ(地方議会部門)候補に相模原市議会の新政クラブ、ベストHP賞候補に民主党・かながわクラブ神奈川県議会議員団、アイデア賞候補に飯田満川崎市議、海老名健太朗茅ケ崎市議、最優秀成果賞候補に横浜市会の無所属クラブがノミネートされた。
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