鎌倉市長選が告示、新人2人の一騎打ちに
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2009年10月18日(日) 23:32
任期満了に伴う鎌倉市長選が18日告示された。立候補したのは届け出順に、いずれも無所属の元県議、渡辺光子(59)と松尾崇(36)の2氏。新人2人による一騎打ちとなった。投開票日は25日。
現職が不出馬を決め、後継候補を擁立しなかったため、行政の継続か刷新かをめぐる論点は事実上、消滅。行財政改革や少子高齢化対策、緑地・景観保全など、今後の市政運営の在り方が争点となりそうだ。
渡辺氏は前回に続き2回目の挑戦。民主と神奈川ネットワーク運動・鎌倉の推薦、社民の支持を取り付け、地元4区選出で民主の長島一由衆院議員や市議らの支援を受け、選挙戦を展開する。自らが代表を務める市民団体メンバーらも陣営に入り、市役所改革や環境問題を前面に押し立て支持を訴えている。
松尾氏は県議を1期途中で辞職し出馬。政党の支援は受けていないが、みんなの党・浅尾慶一郎衆院議員(比例南関東)や市議6人が支援する。鎌倉生まれ鎌倉育ちを強調しながら、自転車を使った遊説を展開。行財政改革のほか、子育て支援などにも力点を置き、政策のアピールに務めている。
17日現在の有権者数は14万9446人(男7万0525人、女7万8921人)。
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