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在日米軍再編・第1部
厚木・空母艦載機移駐(4)岩国にアメとムチ、容認迫る国

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年1月10日(金) 10:00

 2006年2月。厚木基地を抱える大和市長の土屋侯保が、東京・赤坂の在日米大使館を訪ねた。

 土屋は大使館で在日米軍再編を担当する安全保障部長、ケビン・メアと向き合う。「厚木周辺は長年苦しんできたが、ようやく解決への道筋が見えた。ぜひ実現してほしい」

 厚木基地から岩国基地(山口県岩国市)への艦載機移駐が固まったことに期待はしつつも、「岩国」の地名を口に出すことは避けた。

海上自衛隊の哨戒機P3Cのコックピット
海上自衛隊の哨戒機P3Cのコックピット

 在日米軍再編協議では、艦載機を移す引き替えに厚木には、岩国から海上自衛隊機を移す構想が検討されていた。騒音の激しい米軍ジェット機が移転すれば、厚木には海自機が来ても、全体的には被害の軽減が見込める。「岩国の負担が大きいから、海自機は引き受けようという雰囲気」(大和市幹部)もあった。

 だが岩国にとっては、海自部隊の厚木移転は…

 
 

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