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3候補者、声振り絞り最後の訴え/横浜市長選

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2009年8月29日(土) 00:00

横浜市長選は29日、2週間に及ぶ選挙戦の最終日を迎えた。立候補した外資系証券会社元役員の中西健治さん、元ダイエー会長の林文子さん、共産党県委員会役員の岡田政彦さんは、早朝から駅前や商店街を歩いてラストスパート。それぞれ炎天下で声を振り絞り、最後の訴えに力を込めた。

中西さんは午前8時、横浜駅西口で街頭演説をスタート。中区のイセザキモールや野毛地区などの商店街を精力的に歩き、行き交う人と握手を交わした。

午後には南区の弘明寺商店街に移動。「横浜に生まれ、育ち、住み、働いてよかったと思えるまちづくりに取り組む」と訴えた。

街頭で「あなたに投票する」と声援を受けた場面では、「無名の新人からスタートし、顔や政策を知ってくれている人が増えた」と手応えを実感した様子。

上大岡駅や港南台駅でも街頭演説を行い、午後8時、横浜駅西口で活動を終えた。選挙運動を振り返り、「訴えたことは浸透したと思う。あとは審判を待ちたい」と支援者の前で語った。

林さんは午前7時、長津田駅前に立った。昼からはJR鶴見駅前などで市民らと握手を交わすスキンシップ作戦を展開。さらに、横浜駅西口で応援の市議、県議らが次々にマイクを通し林さんへの支持を訴える「リレー演説」にも計4回参加し支持を訴えた。

市内主要駅を回った後、最後は再び横浜駅西口でマイクを握り、「横浜市政には女性の感性が必要」とあらためて強調。「日本の未来を変えるためには皆さんの1票が必要なのです」と政権交代を目指す民主党への支持も訴え、「ハヤシコール」で締めくくった。

選挙戦を終え、林さんは「支援してくれた方、訴えを聞いてくれた市民の皆さんに本当に感謝している」と語った。

岡田さんの遊説は午前8時、上大岡駅前から始まった。16日の告示以降、訴え続けてきたのは「中田流改革との決別」だ。

この日も駅前や団地などを遊説し、計14カ所でマイクを握ったが、前市長の進めた市政を「大企業を優遇し、福祉を切り捨てた」と批判。「福祉や暮らしを支援する市政への転換」を訴えた。保土ケ谷区内の商店街では選挙カーから降り、「福祉最優先の市政にします」と買い物客に握手を求めた。

最後の演説はJR東神奈川駅前。衆院選比例代表の単独候補と合流し運動を締めくくると、「福祉の再生という訴えに市民の皆さんの共感が広がっていることを実感できた」と選挙戦を振り返った。

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