民主党県連は3日の常任幹事会で、10月25日に投開票される予定の参院神奈川選挙区補欠選挙の公認候補の公募を12日まで行うことを決めた。
県内在住、在勤者といった公募要件は特に設けず、「幅広く有為な人材」を募る。13日以降、書類選考、県連幹部による面談を経て、衆院選公示の18日までに候補者を決定し、党本部に公認申請したい考え。補選は、民主党を除籍された浅尾慶一郎参院議員の衆院神奈川4区への出馬に伴って行われる。県連幹部は「18小選挙区の公認候補者と連動して支援を呼び掛け、民主党の議席を維持したい」としている。
また、衆院選比例南関東の単独候補者として、民主党の元参院議員斉藤勁氏(64)の擁立を決め、党本部に申請した。名簿搭載順位は小選挙区と比例南関東の重複立候補者よりも下位となる見通し。
この日の常任幹事会では、浅尾氏の衆院くら替えに伴い、同氏に同調して離党届を提出していた地方議員の処分も検討。鎌倉市議の中村聡一郎、久坂くにえ、渡辺隆、逗子市議の高谷清彦、毛呂武史、葉山町議の土佐洋子の計6氏の離党を認めず、除籍処分とすることを決めた。
また、傷害事件を起こして起訴猶予処分となった相模原市議の吉田悌氏について、同氏から出されていた離党届を受理した。
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