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「絶好のタイミングと判断」/辞職会見で中田横浜市長

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2009年7月28日(火) 00:00

横浜市の中田宏市長は28日、2期目の任期途中での辞職願を市会議長に提出した。その後、記者会見し、この時期の辞職について「来年度の準備とポスト横浜開港150周年が本格化する9月に新市長の任期がスタートすることが、横浜市の都市経営にとって絶好のタイミングと判断した」とした。開港150周年の節目の年を区切りと考え、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議への準備、2010年度予算編成を次期市長に円滑にバトンタッチしたいという。

2期目の中田氏の任期は来年4月までだった。横浜市長選は8月16日に告示され、衆院選と同じ8月30日投開票となる見通し。会見で中田市長は、市長選を半年前倒し、衆院選と同日に行うことで約10億円の経費削減が可能になると説明した。

さらに中田市長は、7年4カ月間を振り返り、最重要課題であった財政について、危機的状況から、健全化の軌道に乗ったと評価した。

今後の活動について中田氏は8月の衆院選には立候補せず、今秋にも立ち上げる政治団体を中心に活動を続け、政局の動向を見極めて国政転出への対応を決めるとみられている。

中田市長は衆院議員3期目の任期途中の2002年3月、横浜市長選に出馬。4選を目指した高秀秀信氏を約2万票差で破り初当選。当時、政令指定都市では最も若い37歳で就任した。

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