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09年度市税収入見込みを215億円減に/横浜市08年度決算

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2009年7月24日(金) 00:00

横浜市は24日、2008年度一般会計の決算(速報値)を発表した。昨年秋以降の世界同時不況の影響を受け、法人市民税が落ち込むなど、市税収入は当初収入見込み額を60億円下回る7295億円。09年度の市税収入は、当初見込み額の7255億円より215億円少ない7040億円となる見通しという。

09年度は当初予算の段階で留保財源を確保せず、5月補正で56億円の市債を追加発行している。今後の収入確保について市行政運営調整局は「内部経費の節約を徹底する」とし、さらなる歳出削減に取り組む考えを示した。

08年度の歳入決算額は1兆4153億4800万円、歳出決算額は1兆3451億6500万円。歳入には09年度中に支給する定額給付金事業の国費などの繰り越し財源698億円を含んでいるため、その分を引いた実質収支は3億6400万円(前年度比7億6600万円減)となった。

ただ、07年度決算時の剰余金5億6500万円が含まれているため、単年度の収支では2億円超の赤字となる。単年度の収支が赤字となるのは2年連続。

市税では、法人市民税が当初見込みと比べ97億円減(前年度比7・6%減)。一方、納税者数や所得が増加したことに伴い、個人市民税は当初見込みと比べ44億円増(同2・3%増)だった。

市は、当初収入見込み額を下回った分について、財政調整基金や土地開発基金の取り崩し、市債発行などで収入不足を補てん。市債発行額は前年度比5%増となった。市税滞納額は11億円減の189億円だった。

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