「まさに(自らの選挙と)同じ構図だ」。小田原市の加藤憲一市長(45)は2日の定例会見で、新人で無所属の吉田雄人氏(33)が初当選を果たした横須賀市長選について、こんな見方を示した。
「市民自治」を掲げ、昨年5月の市長選で初当選した加藤市長は「既成政党の相乗り候補を若手が破った。地域を変えたいという市民の改革の意欲が総括された結果だ」と分析。「市民が地域づくりに取り組み始めたことの表れであり、同じ相模湾を望む自治体の首長として連携を取り、良い関係を築きたい」と述べた。
中田宏横浜市長や露木順一開成町長らが参加する「首長連合」については「趣旨には賛同するが、誘いはない」と説明。「持続可能な社会づくり実践の真っ最中であり、身を投じて国に物申すことにはまだ参加できない」と話した。
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