新型インフルエンザ対策、「第2波」に向けて重点確認/川崎市
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2009年6月23日(火) 00:00
川崎市は23日、新型インフルエンザ対策本部会議(本部長・阿部孝夫市長)を開き、国の運用指針改定に伴う市の対応方針を検討した。秋以降の「第2波」に向けて、重症者対策や集団発生の予防に重点を置くことを確認した。
会議では、(1)衛生研究所での検査体制を、妊産婦、幼児や既往症があり、重症化の恐れのある者や集団発生を疑う事例を対象とする(2)学校などで集団感染の恐れがないと認められる場合には、原則として休業措置は取らない(3)「第2波」に向けて、重症者対策と学校などでの集団発生の予防を主眼とした対策に力を入れていく―ことなどを確認した。
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