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在日米軍再編・第1部
厚木・空母艦載機移駐(1)日米に鳴った「目覚まし警報」

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年1月10日(金) 10:00

 在日米軍再編で焦点の一つとなったのが、厚木基地の空母艦載機移駐問題だった。過密地にあり、航空機騒音や事故の危険性を長年抱えてきた問題が、日米交渉で打開に動き出す歴史的局面だった。だが移駐先となった岩国基地の周辺では反発が強まる。一連の経緯を振り返った。


硫黄島での訓練に参加する空母艦載機のFA18戦闘攻撃機=2011年
硫黄島での訓練に参加する空母艦載機のFA18戦闘攻撃機=2011年

 「プランB」という言葉がある。米国流の「次善策」の表現だが、米海軍の航空部隊の会話では別の意味が込められることがある。「硫黄島でのNLP(夜間離着陸訓練)」だ。

 周辺の開発が進む厚木基地に配備されている空母艦載機による騒音が深刻化し、日本政府はNLPを三宅島へ移転する構想を固めたが、島の反対で頓挫する。

 その後、1993年から「プランB」が始まった。神奈川県と基地周辺市は硫黄島への全面移転を訴える。米軍は「硫黄島は暫定。近場に訓練地の整備を」と国に求め返す。その構図が、長年繰り返されてきた。

「訓練の完遂は無理」

 米軍は艦載機のパイロットに、空母の着艦についてのルールを課している。空母着艦…

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