民主党鳩山代表「8月衆院選間違いない」/神奈川で遊説
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2009年6月13日(土) 00:00
民主党の鳩山由紀夫代表は13日、党公認の衆院選立候補予定者応援のため、横浜、川崎、鎌倉市内で遊説した。弟の鳩山邦夫氏が総務相を辞任したことを支持。「麻生内閣は政権の体を成していない」と厳しく批判した。次期衆院選については「8月にあることはまず間違いない」と述べた。
遊説で鳩山代表は「弟も国を良くしたいと思っているのだろう」と説明。西川善文日本郵政社長の続投に反対した邦夫氏に理解を示した。
鳩山代表は、川崎市川崎区の日枝大神社を訪問。宮司の中村家と鳩山家は遠戚で、祖父の故鳩山一郎元首相が首相在任中に同神社を訪れたこともある。
鳩山代表は、社殿と社務所に掲げられた元首相の書を鑑賞。「祖父の字を拝見し、日本を変えなきゃいかんという当時の思いがよみがえってきた」と意気込みを語った。
鎌倉では鶴岡八幡宮を参拝し、武家政権始まりの地で政権交代の実現を祈願。JR鎌倉駅前で民主党への支援を呼び掛けた。
また、横浜市営地下鉄センター北駅前で演説し、同市都筑区内の農園で野菜の収穫を体験。「虫は1つ1つ自分の手で取るのが一番」と栽培方法を説明された鳩山代表が「票も同じだよ」と、立候補予定者を激励する場面もあった。
【】