割高感が際立っている横浜横須賀道路(横横道路)の通行料金引き下げを訴え、横須賀市の吉田雄人市長、板橋衛市議会議長、木村忠昭横須賀商工会議所会頭らが28日、太田昭宏国土交通相に要望書を手渡した。
吉田市長は「首都圏中央連絡自動車道の外側は1キロあたり24・6円だが横横道路は43円。横須賀の大動脈だが日本で一番高い道路と言われている」と指摘。板橋議長は「横横道路が高いので横須賀は高コスト構造になっており、三浦半島経済の大きなネックになっている」と述べ、1キロあたり25円前後への値下げを求めた。
太田国交相は席上、全国的に有料道路の料金見直しを進めていることを明らかにした。
横横道路の値下げは、6月の市長選で吉田市長の対抗馬だった元副市長も掲げていたテーマ。同席した自民党の小泉進次郎衆院議員(11区)は「市長選で(吉田氏と)戦った側でも一緒に来ているという思いを分かってください」。公明党の古屋範子衆院議員(比例南関東)も「私たちは自公で(市長選に)負けた。ただ、横須賀のためにという思いは一緒です」と訴えた。
【】