任期満了に伴う秦野市長選(来年1月12日告示、19日投開票)に、新人で市議の高橋徹夫氏(65)が25日、無所属で立候補することを正式に表明した。
市役所で会見し、「今の市政は、国政とも県政とも太いパイプがなく、孤立した状態。新規事業に取り組む姿勢がなく、沈滞している。次世代の人たちが安心して暮らせるまちづくりを進めたい」と述べた。
新たに市内に転入した市民に固定資産税などを一定期間軽減する措置や、現在小学4年生までの小児医療費無料化を6年生まで拡大することなどを挙げた。
自民党に推薦を要請しており、同党秦野市連合支部が支援する方向で調整している。また、市議の辞職時期に関しては、補欠選を避けるため告示日での自動失職を選択するという。
同市長選にはこれまでに、現職の古谷義幸氏(66)が3選出馬を表明している。
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