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川崎市長選:終盤へどう戦うか、3陣営の「参謀」に聞く

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2013年10月22日(火) 22:34

川崎市長選は27日の投開票まであとわずかに迫った。いずれも無所属新人で、元川崎市財政局長の秀嶋善雄氏(44)、女性団体役員の君嶋千佳子氏(63)、元県議の福田紀彦氏(41)の3氏の舌戦は、終盤へ向け熱を帯びている。各陣営の「参謀」に、これまでの戦いぶりと今後の見通しなどを聞いた。

◇基礎票を固めて勝つ 秀嶋氏陣営・大島明さん

立候補表明から期間が短いので、やはり名前が浸透していない。市民にも市長選があるという認識をまだ持ってもらっていない。低投票率が予想されるので、まずは推薦している3政党が基礎票をきっちり固めれば、必ず勝てる。支援議員がどれだけ後援会内部に浸透させるか。電話作戦の徹底をお願いしている。

ポスターに政党推薦の表記がないため、有権者に分かりやすくしようということで、急きょシールを貼ることにした。街頭などは相手陣営の地盤の市北部を重点的にやっている。20日に菅官房長官が新百合ケ丘などに来たのもその表れ。

相手陣営は財源を語らずに、何でもやるといっている。秀嶋候補とは政策的には天地の差がある。話を聞いてもらえれば分かってもらえる。しかし、期間が短く、「市民成長力日本一」のキャッチフレーズと本人が結び付かず、確認団体のビラが効果的でないのは痛い。ただ、これだけの組織が応援しているのだから、圧倒的に勝ちたい。口酸っぱく緩むなと言っている。

◇転換図る大事な選挙 君嶋氏陣営・竹内康雄さん

手応えや反応は、前回や前々回に比べてもかなりいい。中学校給食の導入やごみ収集といった市の具体的な課題に、原発や消費増税、憲法改正に向けた動きなど、今の国政に対する「批判的な風」や危機感が結び付いて、雰囲気がいいのだと思う。

組織力では秀嶋さんが一番だし、知名度では福田さんが一番。ただわれわれとしては、「政策はうちが一番」だと思っている。具体的には子育て支援や福祉の充実、雇用問題などを中心に訴えてきたが、子育てについてはかなり浸透し、共感を得ている。今後は雇用問題をもう少し押し出したい。長年ハローワークで働き、現場を見てきた経験を生かし、昼間は東京で働くサラリーマン層などに訴えていきたい。

今回は、今の市政から転換を図るかどうかが問われる大事な選挙だ。投票率が低くなるとの懸念もあるが、市長選は最も身近で生活にも密着しているので、ぜひ関心を持ってもらいたい。投票率が上がれば絶対に勝てる。

◇市民の力期待したい 福田氏陣営 奥山昌文さん

今回は市民が試される選挙ではないか。市長は誰がやっても同じと多くの人が考え、それがこれまでの低投票率につながっているように思う。でも本当にそうなのか。川向こうから推薦を受けてきた人と、地元で育った人が同じなのか。

福田は今回、頑として完全無所属にこだわった。市民の代表たる市長は、しがらみのない形じゃないと務まらないと、考え直した結果だろう。

投票率が上がり、無党派の票が集まることはもちろん期待しているが、仮に下がっても本当に福田に不利なのか。政党の支援者の中にも、政党の決定ではなく政策で判断したい人はいるはず。そこの巻き込みはきちんとやりたい。

私も多くの選挙に携わったが、今回の情勢は2002年の横浜市長選と似ている。あの時、現職という大きな壁を打ち破った中田宏さんは「勝てると思わなかったけど、負けるとも思わなかった」と語った。まさにそんな心境。地道に訴える以外の方策はないが、市民の力に期待したい。

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