任期満了に伴う秦野市長選(来年1月12日告示、19日投開票)で、現職の古谷義幸氏(66)は16日、市役所で会見し、3選を目指し無所属で立候補することを正式に表明した。同市長選にはこれまでに新人で市議の高橋徹夫氏(65)が出馬の意向を示しているが、正式な出馬表明は古谷氏が初めて。
古谷氏は「出馬するかどうか熟慮していたが、たくさんの市民から期待していただいているということが励みになった」と決断の理由を説明。さらに「大きな目標である鶴巻温泉駅南口整備やカルチャーパークの再編整備など、現在進めている仕事を自分の責任の中でやり遂げたい」と市政運営の継続を訴えた。
古谷氏は市議4期、県議2期を経て、2006年の市長選で初当選。10年の前回選挙は無投票で再選を果たした。
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