黒岩祐治知事と市町村長が地域課題について意見交換する首長懇談会が1日、湘南・県央両地域で開かれた。首長からは道路の早期整備など県に対する要望が相次いだ。
伊勢原市役所で行われた懇談会には、湘南地域8市町の首長が出席。金目川の水害対策(平塚市)、相鉄いずみ野線の早期延伸(藤沢市)、観光活性化を見据えた交通アクセス向上(伊勢原市)、さがみ縦貫道路の整備促進(寒川町)-などが要望された。
黒岩知事は各要望について「なんとか実現できるように頑張りたい」とした上で、「さがみ縦貫道路が全線開通すれば埼玉県などからのアクセスが向上する。湘南の海、さらには『海のかながわ』を打ち出していきたい」と述べた。
座間市役所の懇談会には厚木や大和など県央地域の7市町村長が出席。河川整備の推進(綾瀬市)、宮ケ瀬湖の活性化(清川村)といった要望が出された。
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