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13神奈川参院選:県内出口調査 6年前から無党派層一転、民主への流れ激減

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2013年7月22日(月) 02:19

勝敗の鍵を握るとされる無党派層(支持政党なし)の動向が2007年の参院選から一転、「民主」への流れが激減したことが、共同通信社が県内投票所で実施した出口調査で分かった。07年に計60%超の支持を集めてダブル当選した民主・牧山弘恵、維新(当時民主)水戸将史両氏の得票は3分の1以下となり、厳しい戦いを強いられた。一方、共産・畑野君枝氏は15・7%を獲得、みんな・松沢成文氏、自民・島村大氏に次ぐ3番手につけた。

出口調査によると、無党派層は全体の約20%。このうち最も支持を集めた松沢氏には3人に1人が投票、10年参院選に続きみんなが受け皿となった格好だ。同党支持層からの得票は76・7%、維新(15・6%)や自民(9・5%)の支持層にも食い込んだ。

島村氏は自民支持層の75・0%を押さえ、無党派層の16・3%を獲得。畑野氏は共産支持層の90・9%を固め、無党派層からの得票は前回出馬時(10年=7・3%)の約2倍に伸ばした。佐々木さやか氏は公明支持層の97・5%、自民支持層の9・1%を得た。

一方、民主支持層の票は牧山氏が67・5%を押さえたが、松沢、佐々木両氏に8・6%ずつ流出。維新支持層で水戸氏に投票したのは6割に満たなかった。

無党派の風が民主を躍進させた07年は、牧山氏が34・4%、水戸氏が28・6%で計63・0%の支持を受けた。だが、今回は牧山氏は12・8%。水戸氏は5・0%にとどまった。

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